オシャレが好きな人、また朝起きるのがよわい人のために、衣服のコーディネイトをだれかにしてあげたり、してもらおうことができます。衣服を写真に撮って、アプリ内のクローゼットに保存するだけで、コーディネイトの幅が広がります。
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ひとが使いやすいと思えるUIデザインをすることは、今までの自分の実力ではなかなか難しく、考えることが苦手でした。しかしそういう能力はこれからの需要に応えていくために必要になるものだと思います。
そして現場にいるデザイナーからいただけた実際のコメントは、この作品をブラッシュアップするヒントになるだけでなく、今後の作品制作に生かすことができるものになりました。またユーザーターゲットやアプリの売れ方などについて、あらためて発見することができました。またこのアプリの今後の展開についてのコメントをいただけたことも学びになりました。
情報デザイン学科 情報デザインコース
多摩美術大学情報デザイン学科では、「情報」をデザインの対象とした特色あるデザイン教育・研究を行っています。Web / UI / ゲームデザインなどIT分野を中心に、多くの人材を輩出しています。
学生達は自由にストーリーとアイデアを発想し、それを直ちにProttを使ったモデルで確認することができました。またユーザテストで発見した問題をProttを使うことで、より簡易にフィードバックができるなど、デザインプロセスの効率化がもたらされました。それによってアプリデザインそのものの魅力を学生達に伝えることができました。
筑波大学芸術専門学群卒、同大学院芸術研究科を経て、GKインダストリアルデザイン研究所入社。1995年多摩美術大学講師を経て現職。専門はプロダクトデザイン・情報デザイン。現在、表現ワークショップなど「学習環境のデザイン」に着目し、特に「幼児の表現を通した学びや遊び」をテーマに実践研究を展開。「学びの活動を観察記録するためのアプリケーション」の開発研究をおこなっている。2005年博士(感性科学:筑波大学)。
スマホアプリのユーザー・インタフェース(UI)をデザインする授業はこれまでにも実施していましたが、Prottを導入した今年度は、着想からアイデアを形にするまでのプロセスが目に見えて早くなりました。また、ユーザーテストによってデザイン検討を繰り返すことで、デザイン提案のクオリティーが上がっています。
千葉大学工学部工業意匠学科卒。情報機器メーカーのデザイン部門勤務の後、多摩美術大学大学院(修士)、同大学研究員、静岡大学情報学部助手を経て、1998年多摩美術大学情報デザイン学科の新設とともに着任、2007年より現職。専門はUI/UXデザイン、サービスデザイン。企業との産学共同研究を数多く手がける。芸術学修士(多摩美術大学)、経営情報学修士(MBA)(多摩大学)。